47都道府県にそれぞれ1連盟、計47連盟がある(なお、「東京連盟」「滋賀連盟」といったように「○○連盟」と名乗る連盟と、「埼玉県連盟」「山口県連盟」といったように「○○県連盟」と名乗る連盟がある)。
区
都道府県連盟は、地域の実状により、連盟の運営を円滑にするために「地区」を設置できる。地区は数個〜十数個の団から構成される(例:渋谷地区、大多摩地区など)。
団・隊
青少年に対しスカウト教育を実施する単位を「隊」といい、運営の単位を「団」という(例:三鷹第1団、大阪第164団など)。団は団委員会及びビーバーからローバーまでの各隊をもって標準とする。
ぺぱーみ メンメン ソング バンブ チミン シーザー キックサニ カエデ キンロバイ ナンバー マリンバ ディー ハードコア トース ジョーク タンブラ ナイアガ ラック セリン ブラック セルラ オルガ マスト ピタヤ ビンテー センシ ワサビ えんおう キセル ニューマ ふきのとう ブルーマ シェイ プランター 暮し百科 ザック エンド マート ニューロン ダーシズン 雪しぐれ ガボン ぴってろ ミケー デソ プデ レーナー レット ピーコック トレーサ
ジャンボリーなどの際に編成される隊は、スカウト8名の班を4つと指導者8名の計40名で構成される。
団は特定の地域を本拠として設置されている(市町村、区、あるいは学区など、本拠としている地域はそれぞれの団によって異なる)。ただし、特定の宗教を本拠としている団や、大学のサークル(大学ローバー)として大学を本拠としている団もある(例:京都第65団は八坂神社、千代田第3団は中央大学を本拠としている)。
ビーバー隊からカブ隊、カブ隊からボーイ隊、ボーイ隊からベンチャー隊、ベンチャー隊からローバー隊に進級することを、上進(じょうしん)という。
班
スカウト活動の基本にして最小単位は「班」である(カブ隊では「組」と呼称される)。年長の少年あるいは青年を班長とし、彼を含め9名がひとつの班を構成する(これを班制度/パトロール・システムと呼ぶ)。数個の班が集まって隊を、隊が集まって団を形成する。伝統的に各班には動物や鳥の名前がつけられ、決まったものは原則的に変わらない。
団委員会
団委員は通常5人以上おり、各人に仕事を割り振るため、また団の現状を把握するために団委員会という会議を行う団もある。その際の議長は団委員長がつとめる。スカウトの教育訓練はリーダーが行うため、直接団委員会が携わることはない。しかし、
団内の資産の管理
団の財政についての責任
団行事(夏期野営実施など)についての便宜
リーダーの選任やリーダーの訓練への便宜
スカウトの進歩の促進
入団・退団・上進・団の加盟登録などの手続き
スカウトの健康や安全
などについては団委員会がこれを行う。 団によっては、リーダーと団委員を兼任している者もいる。
指導者
スカウトの指導者は、一定の講習を受講した者に限られる。
ボーイスカウト講習会(1日7時間15分が基本):修了者には指導者手帳が交付され、導入訓練修了章(胸章(若草色に銀色の綱))が授与される。
ウッドバッジ研修所(事前課題研修、及び3泊4日のキャンプ):ボーイスカウト講習会修了した加盟員に限り受講可能。各都道府県連盟が開設。各部門用のプログラムがある(ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャー、及びローバーの5部門)。修了者には、基礎訓練修了章(胸章(各部門を表す色に銀色の綱))及びウォッグル(皮紐製のチーフリング)が授与される
ウッドバッジ実修所(事前課題研修、5泊6日のキャンプ、及び3ヶ月以上の奉仕実績訓練):加盟員で各部門で1年以上の隊長経験があり、ウッドバッジ研修所修了者に限り受講可能。日本連盟が開設。各部門用のプログラムがある(ビーバー、カブ、ボーイ、及びベンチャーの4部門)。修了者には、上級訓練修了章(胸章(各部門を表す色に金色の綱))とウッドバッジ、及びギルウェルスカーフが授与される。
その他に、成人指導者訓練として団運営研修所、トレーナーコースなどがある。
ウッドバッジ研修所・ウッドバッジ実修所は、野営と呼ばれる野外でのキャンプを通して行われる。ビーバー部門は自分のことがまだ自分でできないスカウトもいるため基本的にお泊り禁止、カブ部門は舎営と呼ばれる室内でのお泊りが原則であるが、リーダーはスカウトに自然のすばらしさを伝えるために、あえて野営で研修を受ける。
カブ隊では組の指導者(組全体の保護者的な色彩が強い)としてデンリーダーが存在する。デンリーダーはカブスカウトの保護者から選出され、ボーイスカウト講習会を終了しているかどうかは問われない。以前はデンマザー・デンダッドと呼ばれていた。
ボーイ隊のスカウトが、デンコーチ(デンチーフ)としてカブ隊につくことがある。これはスカウト活動における奉仕活動の一例である。
デン (den) とは「動物の巣穴」の意味である。
ビーバー隊ではリーダー補佐として、ボーイスカウト講習を終了していない保護者が補助員として隊につくことがある。
指導者は無報酬のボランティアである。県連盟や日本連盟には専従の職員がいるがそれは全体のごく僅かで、ボーイスカウトに携わる者のほとんどは無報酬である。
ローバー隊だった元スカウトがリーダーをする場合とスカウトの親がデンリーダーを経てリーダーになる場合が多い。
一般的に、ボーイスカウトやガールスカウトの活動には手がかかり、いわゆる「習い事」と比べて保護者の負担が重い、と勘違いされることが多い。しかし実際は、団委員やリーダーが無償のボランティアとして組織運営を引き受けているため、保護者にかかる負担が著しく重いということはない。
コミッショナー
日本連盟や各県にはそれぞれコミッショナーがいる。スカウト運動におけるコミッショナーとは、全国や地方の組織において、特定分野を担任して指導にあたる役員のことである(ただしその任務は各国によって違いがある)。
日本のボーイスカウトにおけるコミッショナーの任務は、スカウト運動の目的・原理・方法といった普遍的なものの周知・普及と、これらに則した適正な判断を行うことであり、スカウト運動の基幹である教育プログラムに関すること、青少年を支援する成人に関することなどの調整・実施・推進等を行うことである。また、このような任務から、コミッショナーは「良き社会人」であり「良き指導者」として模範を示す者でなければならないので、導入訓練として各課程のウッドバッジ実修所修了の他に、各コミッショナーの役割に応じて、コミッショナー研修所、コミッショナー実修所を修了することが必要である。
日本連盟(教育本部)には、
教育本部コミッショナー(1名)
教育本部副コミッショナー(若干名)
都道府県連盟には、
県連盟コミッショナー(1名)
県連盟副コミッショナー(担当任務につき必要数)
地区には、
地区コミッショナー(1名)
地区副コミッショナー(担当任務につき必要数)
団担当コミッショナー(概ね3〜5個団につき1名)
がそれぞれおかれている。
各隊の教育指針
ビーバースカウト隊
該当年齢の児童を対象とする活動であり、隊の活動に参加することによって自然に親しみ、基本的生活技能や社会性、表現力等を伸ばし、カブスカウト隊への上進を目指す。また、親や学校の先生以外の異年齢の人々と接していく中で、自分が守られる為に他の大人や先輩を信頼し、団体行動を行う上での約束事を身につけて行くことも目標とされている。
カブスカウト隊
該当年齢の少年・少女を対象とする活動であり、家庭や近隣社会での生活指導及び組や隊の活動に参加することによってよき社会人としての基本を修得し、ボーイスカウト隊への上進を目指す。
ボーイスカウト隊
該当年齢の少年・少女を対象とする活動であり、班及び隊の活動に参加することによって自分の責務を果たし、野外活動を主とした体験学習を通してよき社会人たる資質の向上を図り、ベンチャースカウト隊への上進を目指す。
ベンチャースカウト隊
青年男女がスカウト運動の目的を達成するために、ちかいとおきての実践と、グループワークの手法を用いたプログラムを通して自ら考え行動し、その結果に責任を負うことができるよう育てることを目指す。 以前はシニアースカウトと言う名称であった。
ローバースカウト隊
青年男女が各自の生活において、ちかいとおきてをより強力に具現する機会を与えるとともに、自らの有為の生涯を築き、社会に奉仕する精神と体力を養うことを目指す。